
杭州碑林博物館
杭州碑林博物館は孔子廟の中にある。大成殿を中心に、両側に碑亭と碑廊があり、唐の時代から清の末までの石碑約500体が保存され、帝王御筆、地方史料、名家法帖、人物像彫刻、水利図、儒学、宗教、墓誌など内容様々で、高い歴史、科学と芸術価値をもっている。
そのうち、貴重なのが:
五代石刻星象図 呉越王銭元墓から出土され、紅砂石で作られたこの星象図はもともと墓頂に覆ったもの。世界で一番歴史の古い石刻星象図で、中国天文歴史を研究するには貴重な文化財である。
十六羅漢刻石 五代画家兼詩人貫休の絵によって作った羅漢刻石は十六体あり、表情は生き生きして、清の乾隆皇帝より高く評価した作品である。
南宋太学石経 宋高宗と皇后呉氏が南宋紹興初年、太学標準読本のため書いたものである。現在、「周易」、「尚書」、「中庸」、「毛詩」、「春秋」、「孟子」、「論語」と7種、86体が残されている。
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