外国人観光客の宿泊制限撤廃 北京

 


北京市は50年余りにわたり実施されてきた訪中外国人に対する宿泊地の制限を10月1日付けで全面的に撤廃した。外国人は宿泊先を自由に選択できるようになり、例えば、胡同(横町)の民家に宿泊することも認められる。但し、非開放地区、軍事禁句など国家の安全を妨げる場所は例外となっている。 

中国はこれまで、外国人を受け入れできるホテルをランク付け、規模、設備などの基準で制限するとともに、対外受け入れ宿泊部門の審査を必要としてきた。 

北京市公安局の張越副局長は、「外国人宿泊施設制限の撤廃は、出入国管理作業が「対等公正の原則」「国民待遇」「非差別」などWTO基本原則を遵守した結果」と話している。

「人民網日本語版」