
三峡ダム 初期貯水で観光スタイルに変化
湖北省宜昌市観光局によると、三峡プロジェクトで初期貯水が行われた結果、国慶節連休期間中の三峡観光のあり方に根本的な変化が生じている。これまでの船に乗って三峡全流域を観光するスタイルから、船以外の手段も使って流域の一部をゆったり観光するスタイルへと変わってきている。
長江三峡は全長193キロ、両岸の峡谷は海抜500〜1500メートル。初期貯水はすでに135メートルに達したが、岩山の連なりや切り立った峡谷など三峡特有の奇観は失われていない。三峡が今でもクルーズ船で景色を楽しむことのできる世界最長の峡谷であることに変わりはない。また世界最大の土木水利工事であり、世界最大の人工湖を擁する三峡ダムは、壮大な人工的景観を呈している。貯水でできた高い海抜の人工湖は神衣架、屈原故郷、王昭君故郷といった観光地と三峡との距離を縮め、ダム区に誕生した120余りの島々はこれまでうかがい知ることのできなかった深山の景観をわれわれに見せてくれる。観光ふ頭や移住者のための新都市が建設されたことにより、観光客受け入れ体制が改善され、人々はより安全に、便利に、快適に三峡観光を楽しむことができるようになった。
「人民網日本語版」
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