北京市 SARS予防対策を3等級に


北京市はこの冬と来年の春に再びSARSが発生しないよう、昨日『北京防治伝染性非典型肺炎応急預案』を作成。この方案はSARS発生病例数に基づき、伝染速度と範囲及び流行性を見て、その処置を3つの等級に区切って実行するもの。

   3つの等級は専門警告委員会が研究確定する。3級は北京周辺地区で病例が出た場合。2級は北京市内で6例以上の臨床診断廟例があり、且つ3つ以上の伝染病発生地区が出て、市内で感染する恐れがある場合、1級は北京市内で30例以上の臨床診断病例が出るか、若しくは30例以下但し5つ以上の発生地区が出て、明確に流行していると判断される場合。

   3級応急処置・・病院で隔離実施
3級は、地壇医院を始動させる。発生地区と発病者は隔離措置を実施。病人を受入れた地区は封鎖隔離を実施、2級以上の病院は指定された専門職員が伝染情況を報告。学校では毎日体温測定を実施し、活動は出入門管理制度と申請批准性を実施。

   2級応急処置・・部分道路は検査
2級は、佑安医院と胸科医院を始動させる。3級処置を基礎に、民航、道路、鉄路、長距離バス、重要交通道路に検査ポイントを増加させ、北京に往来する人に検査を実施。公共場所、公共交通と人が集る地区につちて定期的に消毒を実行。小中学では1例でも疑い例が出たらそのクラスは授業を休校、臨床診断病例1例もしくは2例以上の疑い例が出た場合は学校全体を停止。高等学校は1例の疑い例で暫定的に授業を中止する。臨床診断病例1例で、その病人が住む公寓の階を隔離措置を実施し、同一の公寓楼内で2例の臨床診断病例が出たら公寓全体を隔離。学校は封鎖し、外地から学校へ往来する人を厳重に制御する。

   1級措置・・北京に入るすべての道路で検査
1級は、小湯山医院を始動させる。2級措置を基礎に、北京市全体の各単位、街郷、社区委員会、村委員会が共同で隔離措置を実施。北京に入るすべての交通道路に検査駅を設け、北京市の各ホテル、旅館、招待所では入居する客に『健康登記カード』を記入させ、また建設工事現場については封鎖。