【黒龍江】漠河、中国最北端の空港を建設


漠河は中国の「北極村」とも呼ばれ、黒龍江省の最北端にある。中国はここで民用空港を建設することを計画しており、数年後には、漠河空港が地理的に中国最北の空港となる。 

北緯53度に位置する漠河は大興安嶺の北側にあり、夏は涼しく、冬は氷と雪に覆われる。夏季の「不夜城」と冬季の「北極村」の景観はますます多くの観光客を引き付けている。しかし、長年らい、原生林の奥地にある漠河は鉄道に頼って外部とのつながりを保つしかなく、交通が非常に不便であった。 

計画中の漠河空港は2300㍍の滑走路がつくられ、総投資額は1億元余り。完成後は多種類の小型機が離着陸することができ、ハルビンまでの往復を主とする。同プロジェクトは中国民間航空の第10期五カ年計画(2001〜2005年)に組み入れられ、今年3月に国家民航総局の批准を得て、漠河県の古蓮鎮が空港用地と確定された。 

降霜期間が長く、施工の難度が大きいため、空港の工期は2年半以上になる見込み。 

「チャイナネット」