浙江省の名所・西湖 再現される300年前の景観


 

浙江省の名所として知られる西湖は300年前、現在に比べ面積が格段に大きかったとされる。歴史資料の記載によれば、かつては現在陸化している西岸にも宋代(960~1127年)以前には水面が広がっていた。清朝(1616~1911年)中期以降、西湖の面積は縮小を続けており、西側の数十ヘクタールが水面の低下により陸地と化した。

  杭州市は現在、西湖に300年前の面積や景観を取り戻すための「西湖西進プロジェクト」を進めている。写真は、開削の後、水を湛える湖西水域。(編集NA)

  「人民網日本語版」2003年9月5日