【四川】九寨黄竜空港、9月28日に開港


四川省の九寨黄竜空港が9月28日に正式開港する。第1便は西南航空と四川航空が共同で運行。使用機種は125人乗りのボーイング737−600型機。

  同空港は世界自然遺産に登録された九寨溝と黄竜に隣接しており、国内9大航空グループ傘下の13社が民間航空総局に申請した運行路線数は約12本。海外の旅行社や航空会社も強い関心を示しており、路線獲得は熾烈化している。

  9月末から1カ月間にわたる試験運行期間中、四川省の省都・成都と重慶直轄市を結ぶ2路線で運行するほか、市場動向を見ながら利用客の集中する北京や上海、広州との間でもチャーター便を就航させる。その後、雲南省・昆明や陝西省・西安、甘粛省・蘭州、貴州省・貴陽など西部地区のハブ港との間でも直行便を運航させる計画。北京や上海、広州間でも直行便の就航を予定している。その他の空港については、観光シーズンにはチャーター便の運行申請を受け付ける方針。