雁蕩山

千島湖

 

 

 

 

 

海天仏国ー普陀山
 

 普陀山は山西省の五台山、安徽省の九華山、四川省の蛾嵋山と並ぶ中国四大仏教聖地である。浙江省東北部に浮かぶ面積12.5平方キロ、南北8.6キロ、東西3.5キロの小島で、最高峰、仏頂山は高さ287メートルほどである。

 普陀山の開山は日本僧の慧萼です。紀元858年、慧萼は五台山から日本へ観音像を伝えようと寧波を船だししました。普陀山沖で海面に鉄の蓮華が湧き出し、船が動けなくなり、皆が恐れて、「尊像の海を東する機縁はまだ熟していないということでしたら、どうぞこの山にとどまりください」といのると、船はすぐに動けるようになった。慧萼はこの島で観音像を祭りし、これが「不肯去観音院」のいわれです。その後、普陀山が寺院200、僧侶3000人が居住する観音道場へと発展していきました。

 お寺のほかに、島でたくさんの奇岩怪石がある。有名なのは、盤陀石、二亀聴法石、海天仏国石など約二十ヶ所。山と海の繋がるところに洞窟も少なくない。有名なのは潮音洞、梵音洞。

 現存するお寺の中で、普済寺、法雨寺、慧済寺が規模最大である。 

普済寺 普陀山第一のお寺で、全国重要寺院である。面積37019平米、建築357軒。その前身は916年に創建された普陀山の開山となった「不肯去観音院」です。現存お寺は清の時代に改築されたものである。南北中軸線に沿って六重の殿堂が建っています。

法雨寺 1580年に創建された普陀山第二の大寺院である。楼閣は山並みに沿って下から天王殿、玉仏殿、九龍観音殿、御碑殿、大雄宝殿、方丈殿が建っています。

慧済寺 普陀山の最高峰・仏頂山に建てられている。伽藍は天王殿、観音殿、大雄宝殿、蔵経楼、鐘楼等が建っています。

交通(2003年7月現時点)

舟鷹号の寧波〜普陀山発着時刻 

寧波波止場発船:07:00、07:20、08:00、09:00、10:00、10:20、11:00、12:00、13:00、13:40、15:00、15:50

普陀山波止場発船:06:40、07:40、08:40、09:40、10:40、11:40、12:20、13:20、15:00、15:50